風俗営業許可と聞いて

風俗と聞いて頭に浮かぶ事は、その女性や料金やサービスといった内容面でなく、ある1冊の漫画であり、その漫画から大袈裟にいえば公民としての心得について考えさせられている。
『ナニワ金融道』という漫画で、主人公が地上げ屋の社長が保有するビルを放棄させるため、風俗営業許可の条項を用いた。
具体的には、相手はそのビルで風俗営業を開始させようと目論んでいたが、営業においては学校・病院等の施設から200m以上離れている事が求められている。
主人公はこの規則を利用して、ビルの200m以内の場所に実態のない診療所を開設させ、営業許可を取り消させ地上げ屋を夜逃げに追い込んだのである。
風俗営業の阻止というとヤクザが出てきそうで恐ろしいとか、署名では厚顔の相手に対し抑止力にならないとか、とにかく何もできそうになかったが、法律という公的なルールを用いて、上述した難点を避け相手にぐうの音も言わさずに対抗する事が出来た。
この話を読んで、自分自身も天下国家までとはいかなくとも、もめごとが起こった時などはこういう風にスマートな解決策を模索したいと思うようになった。